心情とか書いておく（追記しました）

ここ数日で、小説のネタが浮かんでくるくらいの心の余裕がやっと出てきました。


我が家、開きにくかった襖があったのですが、地震後軽く開くようになりました。
食料に困っていた時、冷食コーナーの端っこに残っていたチャーハンを買いました。状況のせいもあるかと思いますが、感動するくらいおいしかったです。精神的に落ち着いたら感謝の手紙を送りたい。


ところで。
茨城の家庭では、家族の人数分の車を所有しているのは珍しくなく、我が家は三人家族で車二台と原付二台を所有しております。
うちの地域は、一日のバスの本数が平日で６本（地震の影響じゃないですよ。元々この本数なんです）。もちろん最寄りの駅は遠い。
つまり茨城は車社会ですので、基本車がないとどこにも行けないのです。

上記の事情を踏まえて、以下読んでいただきたく思います。

我が家の車は二台共ほぼガソリンが空の状態でした。入れようと思っていた矢先の地震でしたので。
父の車には17日にガソリンを入れることができたのですが、母の車には入れることができず、そのスタンドの次の営業は19日とのことでした。
前日の18日に、父が灯油もあるかどうか尋ねようと電話。私は横で聞いていたんですが、父が灯油と言う前に「ああ、そうなんですか・・・。分かりました」と電話を切ったのです。

どうやら、そのスタンドに来るはずのガソリンは“被災地”に持っていかなければならなくなってしまったそうで。

それは仕方ないことです。
大変な地域が優先になるのは当たり前ですよ。
当然です。よく分かります。

ですが、“被災地”に譲るようにスタンドに言った人も、なぜもっとちゃんと考えないのだろうか。
いや、考えても分からないのでしょう。おそらく忘れているのです。


茨城も“被災地”だということを。


ガソリンが来ないとなると、まさに陸の孤島。

東北地方と比べれば被害は少ないかもしれませんが、関東でも被災地たくさんあります。茨城と千葉にも津波が来ています。

なのに全然報道されない。
数日前に少しって感じ。

そして被災地の計画停電。うちの地域ではありませんでしたが、非常に憤りを感じます。
計画停電は茨城と千葉の一部が除外されました。計画停電地域の方々には申し訳ない思いと共に、感謝の思いです。ありがとうございます。


もっと大変な状況にある方々が大勢いらっしゃいますので、私が愚痴を言えるような立場ではないとは分かっているのです。こういうことを書いていると自分が卑しい人間のように感じます。はあ・・・。


私の住んでいる地域は震度６弱でした。
そして私は発生時にパソコンをやっていたものですから、その後情報を集めなければと思いながらも、なんとなくパソコンに触れる（地震発生時と同じ状況になる）のが怖いです。これを書いている今も。
言いようのない不安が今も心の中に渦巻いています。何かしていないと気を紛らわすことができません。
頻繁に起こる余震の度に体が緊張します。茨城はよく震度３～４のくらいの地震がよく起こりますが、同じ震度の余震でももっと揺れているように感じてしまい、足も震えてきます。私の心が弱いせいかもしれませんが。

電車が動かないので父は一週間会社に行けず、ガソリン不足も相俟って精神的にかなり来ていました。やっと昨日の夕方、出勤しました。休日なのにもかかわらず。母と私で大丈夫だよと言っていても、出勤できなかったがためにもう会社に来なくていいと言われるのではないかと心配で心配で仕方ないのです。

幸い家も家族も無事でしたが、それなのにこの不安感。
大切なものを失った被災者の方々はどれほど不安だろうかと思います。


今回の地震災害で被災された皆様にお見舞い申し上げます。
また亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、大切な方を亡くされた皆様に哀悼の意を表します。
一日も早い生活と心の復興をお祈り申し上げます。

私も心を強く持っていきたいです。